ロミロザ

(この記事はだいぶ舞台「ロミオとロザライン」のネタバレを含みます。)

(舞台見に行く人は本当に見ないでください。)

 

 

 

 

折りたたみじゃない傘を持っていったのに全く使わなかったはるもにです。

 

 

 

とはいえYouTubeが出たらしい。

今日は長いこと皇輝くんを見れるいい日ですね。

 

 

 

 

ということで、皇輝くん主演舞台「ロミオとロザライン」観てきました。

 

 

 

今日は話があまりにまとまらなかったので、大きく3本立てでお送りすることにします。

(3本立たさってない。)

(語彙力がない。)

(長い。)

(ただのメモです。)

 

 

 

その1 鴻上さんの演出

 

毎回毎回感想が浅はかですが、楽しかった〜!!!!!

 

 

ストーリーの大筋は

演出家の松谷さんが夢の中でロザラインになっていて、ロミオとジュリエットのお話が進んでいく。

一方稽古場でも松谷さんに告白した北山が、どんどんジュリエット役の(役名忘れた)飯窪さんに惹かれていくという夢とリンクしたお話。

 

 

夢と現実の区別が難しいかも〜みたいなこと誰かがインタビューで言ってたのでちょっと心配してたけど全然そんなことなかった。

シャボン玉が床でバウンドしてて綺麗だった〜。

 

 

 

鴻上さん演出の舞台を観に行ったのはもちろん初めてですが、こんなに何度も会場が爆笑の渦に巻き込まれるとは…!

 

最初舞台が開く前に鴻上さんの諸注意アナウンスが入るんです。締めの言葉が「オリンピック、ですね」って笑

 

そこで観客の方もほぐれて。

これが演出家かぁ…。

 

 

 

 

皇輝くんをはじめ演者の方々にもたくさん笑わせてもらいました。

動きひとつ言葉ひとつで人を笑顔にできるってすごい。

 

 

 

面白かったので1つ詳細に話そうかな。

セリフは全部ニュアンスなんだけど。

 

北山(皇輝くん)と松谷が電話するシーンがあって、

 

上手側に松谷さん、下手側に北山さん。

まずその日の稽古について電話がかかってきて、「返事はまだですか」みたいな告白の返事の催促。

電話が終わって、

松谷「北山さんから電話が初めてかかってきたのは1週間前(ニュアンス)」

北山「(舞台はけようとしてたのを戻ってきて)今から回想シーン入ります!!1週間前の僕です!」

 

 

言うんかい。

 

 

そして1週間前も返事の催促があって。

松谷「舞台が優先です。」

北山「それは遠回しの拒絶ですね…。」

松谷「そうじゃなくて、舞台を成功させてからお返事します。」

北山「初日終わったらですか!」

松谷「千秋楽が終わったらです。」

 

みたいな、ほんとはもっと長いんだけど北山もとい皇輝くんの聞き分けが悪いこと悪いこと笑

 

それがまた北山の愛らしさという感じでとても良かった。

(「年下は嫌いですか」良すぎた脳内再生可能)

(年下大好きです🚔🚨)

 

 

ちなみに回想終わる時も北山「回想終わります!〜〜〜してはける。」(〜〜〜の部分は会場大爆笑で聞き取れず。)

 

 

 

 

こんな感じで前半はずっと大笑いさせてもらって、

舞台のつくりが上手いのが、そこから結構真面目な部分に入っていくから、みんな引き込まれるのよ〜。

 

 

最後の方はほんと、稽古場のシーンは無くなってロミジュリの話になるんだけど、

だからつまり夢の中でもクライマックスであり、舞台もちゃんと幕が開いたということ。

 

上手い。

2人が死んで、まずは松谷さん演出の舞台が幕を閉じる。

一度舞台の中の舞台がカーテンコールを迎えて、本当に幕が閉まって。

もう一度開いた時、本当のカーテンコールが始まるのが綺麗だったな〜。

 

「無事に初日を迎えられるか!?」みたいな感じで話が進んでいったのでちゃんと幕が開いたことも分かって。

 

 

そこでまた綺麗だな〜と思ったのが、

舞台の冒頭、幕が開くと皇輝くんがセンターから出てきて走ってくる。セリフを言いながら1〜2人ずつ横から他の人が増えていく構図なんだけど、

舞台中の舞台のカテコで、やっぱり主役が最後に出てくるじゃないですか。

構図は似ているけど順番は逆で、

 

始まりと終わりはやっぱり座長なんですよね。

 

そういう点で伏線的で好きでした。

 

 

 

あとは、性的なこと・政治的なジョーク、そういうのもちゃんと入っていて。

 

 

演劇無知な女なので何言ってんだって話なんですけど、

鴻上さんの作った舞台をぜひまた観に行きたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その2 他の演者の方々。

 

今回の舞台は皇輝くん含め8名。

全員が愉快で素敵な演技をされる方達だった〜。

(と、毎回どの舞台・ドラマ見ようと思ってるのだけれど)

 

まずは吉倉さん。

眼鏡の反射でお顔はあまり見えなかったんだけれど、ほんとに綺麗!

声量とか滑舌がほんとに聞き取りやすくてプロを感じました。

あとはGoogle翻訳ってほんとに役に立たないよねって。

真剣な表情なとこがまた面白かった😂

ロザライン自体は、

実際はその場にいないけれど恋に参加できなかった存在として描かれるということで、

ロミオもジュリエットも見えていてもロザラインの話に耳を傾けてはくれず、一体なぜシェイクスピアはロザラインを書いたんですかほんとに…。

 

 

 

次にその吉倉さんに真剣な表情で無視される大高さん。

動き1つで笑わせてくれるのがすごい。

それこそちょっとシリアスな部分でもずっと癒し的存在で、神父様もずっとロミジュリの味方だし、安心した。

(ジュリエットのお母さん役で稽古してる時に「ネットニュースになるぞ!」みたいなこと言う場面、話忘れたので誰か覚えてる人いたら教えてください。)(そんなこと言ってたかも忘れた。)

 

 

一方最後の最後にジュリエットの味方ではなくなってしまうザンヨウコさん。

「あら暗転?」の印象が強すぎ。お嬢様を助けてくれる存在であり、現実世界でもマネージャーとして支えているところがたまらなかった〜。

衣装の靴が3センチくらいのヒールだったと思うんだけど、あの靴の形で立ったり座ったりまじですごい。ほんとに足を休めてほしい。

 

 

そしてロミオの親友役、一色さん。マキューシオの動き一つ一つが大きくて、舞台に動きを作り出しているのが見ていて飽きなくて虜になった。最後までロザライン・松谷さんをちゃんと見ていた人っていうのもとっても良かった……。

 

 

 

一色さんを「動」とするなら「静」になろう二宮さん。二宮さんにも癒された。あの北山とかいう変なスター(皇輝くん)を見捨てずいつもタクシー来ましたよ!とか言ってくれるのなんていい子なんだろう…。と。

Twitter見てみたらまさかの東大生。やば。パリス伯爵とロミオの知り合い…(また名前忘れた)含め、純粋でいい青年感を常にもたらしてくれたのが印象的。

 

 

 

そして唯一「悪」とされるような役柄の渡辺さん。北山のこともロミオのことも気に入ってない役、迫力があってドキドキするような演技でした…。一方でコミカルな部分もあって、切り替えがすごかった。いのぽんは笑った。

 

 

 

最後に飯窪さん。

ほんっとうにかわいい!素の声が分からないけど、ジュリエットの世間知らずで箱入り娘!みたいなところが表されているような声のトーンと話し方でした。たまらん。

 

今までジュリエットってそれこそちょっと気高いイメージがあったのだけれど、飯窪さんのジュリエットは天真爛漫で人との距離があまりにも近くて。愛に溢れた少女という感じがとても良かった。

 

セリフで「アイドルも中途半端。女優も中途半端。」みたいなのがあって。

本人が元アイドルだから、ファンはどういう風にそのセリフ受け取ったのかな〜。と。モー娘。は知らないけれど個人的にはアイドルとしても素晴らしい人だったんじゃないかなぁと思っています。

何回かセリフ詰まっちゃうところもかわいかった。緊張かな。

でも表情はものすごく豊かで、ロミオの追放に嘆き悲しむジュリエットにこっちが悲しかったくらい。

 

ほんの2時間でファンになりました✌️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その3 皇輝くん

 

皇輝くんの話までが長い…。

 

全体的な感想として、

皇輝くんがあまりにもシリアスな役しか貰わないから(おい)今まで思ったことなかったけど、

もしかしてコミカルがめちゃくちゃ似合う……???

 

 

と。

「僕まだ未成年なのでカルピスで!」みたいなのも可愛かったし、

「富士急には絶対行きません。」みたいなのも可愛かったし、

とりあえずボケてる時の顔が生き生きしてるのよ笑

 

にんじゃちゃんがあまりにボケ属性多いだけで皇輝くん自身ボケるの好きだよな〜と思ったりするので、これからこういう役たくさんもらって存分に笑いをとっていってほしい。

 

あとは

庭に忍び込んだロミオにジュリエットが「どうやって入ったの?」って聞いたら、「愛の翼でひとっとび」みたいなこと言っててため息ついた。

はぁ…。また顔がいいからキザが似合うんだよ…。

 

 

現代のイカれていて愛に純粋なスターと、中世のチャラ男。

あんなに心変わり早いクソみたいな男でも愛らしく見えるのは皇輝くんの良さだな〜と思いました。

(頑固なとこだけは皇輝くんに似てるかも知らん。)

 

めちゃくちゃ演技の幅が広がったんじゃないかな。

スカウト待ってます!!!!!!!!!(誰)

 

 

 

その他、印象的だった皇輝くんの話をしますね。

 

幕が開いて最初、

皇輝くんがセンターから走ってくる。

 

走り方が皇輝くん。

 

皇輝くんって絶対に皇輝くんって分かる動きしない?

クセが強いんじゃ。

 

立ち方が皇輝くん。

「お相手」の言い方が皇輝くん。

殺陣も皇輝くん。

まさかワルツの踊り方まで皇輝くんっぽくなっているとは。思わずクスッとしてしまった。(鬼褒め)

 

 

 

皇輝くんで好きな場面が2つあって、

1つは、もう完全に気持ちが飯窪さんに移っている状態の場面。

ディズニーで「松谷さんに演劇指導受けてるときの方が表情がいい」的なことを言われてるんですが、

そのあと気持ちが飯窪さんに移ったとき、演劇指導中も顔の向きは飯窪さんなんですよ、愛しそうな顔で見るからほんと…上手い。

 

 

もう1つは、場面というか、最後のカテコ終わってマントを翻して戻っていって、礼をして、はけていく。

皇輝くんが消えていく、後ろにある通路?から光が漏れていて、

光に向かっていく皇輝くんって感じがたまらなく好きだった。皇輝くんの未来は明るいです。

 

 

 

 

ちなみにキスシーンは3回ある。

女の子相手の演技に対して、勝手に身内の気持ちで怖くてドキドキしていたのだけれど、

 

なんか全然見れた。

 

(なお、火の顔で姉ちゃん押し倒した拓実さんには震えた)

ほんとの身内の星輝さんどういう感情で見るんだろうか…。

 

 

もう飯窪さんと皇輝くんが可愛くて可愛くて。

 

ロミオが手を広げてるところにジュリエットが飛び込んできて、抱き上げて1回転するってとこがあって。

 

も〜〜〜かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

なんでロミジュリ生きれないの?ってなったよ。シェイクスピアに抗議させてくれ。

 

 

女の子慣れしてないとはいえ、人を愛することには長けているなぁと常々思っているので、皇輝くんのロミオ、すごく良かったな〜。

皇輝くんらしさと、らしくなさが混ざり合ったいい役でした。

 

そういえば、最後ロミオさん毒飲むじゃないですか。

「あ〜ほら郷田が上の階から毒垂らしたりするからこういうことに…」ってずっと思ってた。(違う)(文豪少年の話です)

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

ディズニーランドにデートしにいく場面は、

音楽もカチューシャも「ロミオを好きになる」のくだりも写真もとにかく一生面白かったです。コントかと思ったわ。

 

ほんとに2人が、というか世界の人々が、気兼ねなくディズニーに行けるような世界に早くなってほしいものです。

 

 

 

 

 

さてここまで北山と書いてきて何度「北川」と打ち間違えたことか……。ややこしや。

 

書いてるうちに水曜日になっていたのでただリコは今日の夜ですね。

1話のそうすけ激反抗期で笑った。かわいい拓実さんとのギャップがたまらんね。

 

 

次のレポはサマステです。

 

ではまた。