kappaを観劇して

(こちらのブログはkappaのネタバレを含みます)

 

 

 

何から話そう…

 

まずは1時間半本当に楽しかった!

 

私の演劇鑑賞の記録としては

小中高と、地元の劇団の舞台を毎年学校の行事として観に行っていたのと、

あとは修学旅行で劇団四季を観たのと…

 

で、関東に来て3ヶ月前に初めて「火の顔」観に行ったのと

って感じ。

 

つまり自分で買った舞台は火の顔が最初で、記憶がしっかりあるのも火の顔だったから、

火の顔とはこれまた全然違った感じとして比較できて楽しかった。

どちらも1回しか行っていないのだけれど。

 

 

火の顔ってずーっとシリアスで、強いて楽しい場面を挙げるなら拓実くんがサングラスかけてるところ😂

ロックンローラー拓実すごいかわいかったな。(火の顔レポ)

 

 

一方のkappaは音楽からすごく楽しくて、場面的にもカッパのヘンテコなやりとりにところどころクスッと笑えて。

 

 

でもまた同じくらい考えさせられるものがあってそこは火の顔もそうだし、舞台の面白みだな〜と。

 

 

 

 

舞台ならでは、という点でもう一つ言うと、今回、ナマモノをすごく感じた。

青木くんのトランペット然り、尚大さんのダンス然り。

そしてやっぱり言い回しや動きも「今日しか見られないものだな」って強く思った。

まず始まってすぐに同じ日常が繰り返される場面があって

「ごちそうさま」「おはよう」「行ってきます」

とか、同じことを何回も言うんだけれど、青木くんのそれが毎日全然違う言い方で。

ロボットじゃないからそりゃそうなんだけれども「あ〜無機質な日常が流れてるな〜」って、開始数分でしっかり引き込まれたからすごい。

もちろんその後もトックの動きとか、ゲエルのセリフとか、役者が動いてる、カッパがいるって思って。

 

舞台の醍醐味を心の底から感じたな〜。

 

 

 

 

 

内容自体は、難しいっちゃ難しい。

私は原作を読んでから行ったので話もすっと入ってきたし、そのセリフの背景だとか、原作と違う部分だとかもちゃんと理解できた。

 

でも原作を見てなければちょっと難しいかな?とも思った。

 

まあ元々原作自体ちょっと難しいので、初めて読んだ時と同じような感覚なのかもな…。

でもカッパが人間と感性が違うのは舞台だけ見てもめちゃくちゃ分かるしそういう1番面白い部分が強調されてた。

 

 

原作を読んでみて、結構カッパの国の登場人物が多いし、雄のカッパと雌のカッパっていうしっかりした分類があるんだよね。

 

それをこんな少人数で男性だけでどうやって演じるんだろう?って思っていたんだけど、

女性を使わず、登場人物を減らすことができるようになっていて。

 

そう言った点で原作よりも簡潔なんだけれども大事なところは深く深くという感じ。ものすごくすっきり観れたし、原作を読んで舞台を観てこそ、すとんと理解したかったことが理解できたからすごくよかった。

 

 

 

音楽で特に好きだったのはポップな洋楽(?)

尚大さんってキングオブポップを彷彿とさせるような時があって

だからすごく尚大さんとの相性が良かったように感じた。

青木くんのトランペットの音も本当に綺麗だったし、コングさんの歌も尚大さんの笑顔が相まってすごくよかった。

 

 

 

 

 

私は尚大さんも青木くんも生で見たのが初めてで、だから初めて見た感想も書いておこうかな。

 

青木くんは、最初白衣で出てくるんだけど、肩幅狭めっていうのもあって白衣に着られてる感がすごかった😂妖精さんかな?

バッグの紹介の時も指ハートしてて愛嬌あってほんっとにかわいいなもう!ってなりました笑

そして所作がほんとに綺麗。

一つ一つの動きが丁寧だししなやか。

その最初のね、ご飯食べてるように手を動かすところ。

ほんとには持ってないんだけど、持っているカトラリーを静かに置くんですよ…。あとターンする場面とかセリフの言い回しとか、とにかくずっと優雅だったな。バッグの落ち着いてる感じをひしひしと感じた。

それなのに極めつけはフリー時間にスターウォーズ→ダースベイダーのテーマ→ダースベイダーの真似よ笑

「シュコーシュコー」って思い出してもかわいい笑笑

どうやら金指くんが見学だったみたいで。金指くんが好きだからそれにしたのもかわいいし、カテコも金指くんに向かって手振ってた。ほんとにかわいかった〜。

 

 

そして尚大さん。

パッと見て「綺麗だな」って、それが言葉として頭に浮かんだくらい綺麗だった。

画面越しに見るのの数倍スタイルいい、というか、手足長い顔ちっちゃい。

ダンスはその長い手足を存分に使っていて、動きがしなやかで、ほんとに魅了された。

ありゃあ生でパフォ見たら好きになるタイプ。

 

尚大さんで他に印象的だったのは、23号の口調がよく変わるんだよね。

カッパの世界に行った頃は少し子どもらしかったのが、終盤に向けて随分と大人になったように感じた。カッパの世界に身を置く上での文化への理解・身のこなし方、だんだんカッパの世界に適応していく様が面白かった。

かわいい部分もキレキレのダンスも涙する姿もとにかく色んな尚大さんが見れた。

織山尚大という俳優を隅々まで楽しめる舞台だった。

 

あと、カテコであったり、劇中のふとした時であったり、「あ、この子ほんとに楽しんでるな」って思うような笑顔があってホッとした。

何回目かのカテコで尚大さんコングさんにケツアタックしてた😂

素敵な環境でお仕事できているんだなぁ。

楽しそうならほんとに何よりです。

あと最後投げチューしてた。かわいかった笑

 

 

 

 

 

あとは、前回行った時も少し感じたし、前回よりも会場が広かったからさらに感じたこと。

「礼儀正しくありたい」

 

他の人が礼儀が悪かったとかそういうことじゃなしに、外部の舞台で、シンプルに舞台に興味を持っていらしてくださった演劇ファンのお客さんもたくさんいらっしゃると思うし、帰り際マスコミ?もちょっと見た。

 

だからこそ、少年忍者のファンって礼儀いいなって思われたい!ってすごく心の底から思った。

「ファンの治安いいし演技も上手かったしまた別の舞台あったら行きたいな」

「こういうファンがついたこの子ならスカウトしたい!」

って、ちょっとでも彼らにいい影響が出るように、小さなことだけれど積み重ねていけたらなぁ。

いつも緊張して口パサパサなんですけど、マスクしていても聞こえるようにパンフレットのとこにいるお姉さんに「ありがとうございます」ってでかめの声で言った。私偉い。(人として普通)(できたことが小学生並み)

 

でもテンション上がって立ち止まってフリート用の写真は撮っちゃったのはだめだったかな…わかんないけど…これでチャラだ…会場行く前に撮ろうかな…

 

締めが自分の反省になってしまった。

 

 

 

さて、20日は二十面相を観に行きます。

演出の方も音楽の方もkappaと同じ。

今日ほんとに楽しかったので、今からドキドキワクワク。

 

ちょ〜行儀良く、ちょ〜楽しんできます!

 

 

 

またkappa観にいかれる方、楽しんでいらしてください。

 

尚大さん青木くん体調お気をつけて。

 

残りの東京公演、そして京都公演。

無事に駆け抜けられますように。

 

 

 

最高の舞台でした😊